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家にダニがいるか調べる方法とは?ダニの特徴を知って退治・予防を!

家にダニがいるか調べる方法とは?ダニの特徴を知って退治・予防を!

肌のかゆみなどが気になる方の中には、「家にダニがいるのだろうか?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。ダニの大きさは、もっとも大きな種でも、0.4mm~0.8mmほどのため、なかなか肉眼で見ることがむずかしいです。

また、ダニは大量に発生するとアレルギーや湿疹、かゆみなど、健康への影響があるため、退治したり予防したりすることが大切になります。

そこでこの記事では、家にダニがいるか調べる方法やダニの退治の仕方、ダニの発生を防ぐ方法をお伝えします。この記事を最後までお読みいただくことで、ダニよるお困りごとを解決する方法がわかるでしょう。

家にダニがいるか調べる方法はある?

体にかゆみなどがある場合、家の中にダニが大量に発生している場合も考えられます。しかしダニはとても小さいため、肉眼ではなかなか見ることができません。そのため、体のかゆみの原因がダニによるものなのかどうかの判断がつきづらいのです。そこでここでは、家にダニがいるか調べる方法をお伝えします。

ダニがいない家はない!

前提として、ダニがいない家はほとんどないでしょう。ダニは食品やほこりを好んで食べますので、家の中は住みつきやすい環境だからです。多かれ少なかれダニは必ず家の中にいるものと理解しましょう。そのため、ダニがいるからといって必要以上に気にする必要はないのです。しかし、ダニが大量に発生すると、以下のような症状を感じやすくなります。

【調べる方法その1】体の症状を感じるか

ダニの死骸や糞が体内に入り込んで、せきやくしゃみの原因に繋がります。したがって、ダニが大量発生しているときはなんらかの症状が出ることがあります。

具体的には、くしゃみや鼻水など器官に関する症状や、肌が荒れたりします。アレルギーの原因になってしまうこともあるのです。体質や個人差もありますが、こういった症状がないのであれば、ダニの数は適正値かもしれません。

【調べる方法その2】検査キットを使う

体の症状だけで、その症状の原因をダニと断定することはむずかしいかもしれません。そこで、「ダニアレルゲン判定キット」と呼ばれる検査キットを使うことで、ダニの有無を調べることができます。使い方は、検査したい場所を掃除機で吸引して、専用の液体に浸すことでダニがどれぐらいいるのかレベル別で判定するといったものです。

驚くべきダニの繁殖力

ダニには驚くべき繁殖力があります。ダニが生息しやすい環境の場合、1組のダニは、2か月後には約3,000匹にまで増えるといわれているほどです。ダニは、気温20度~30度、湿度60%~80%の環境を好むため、これらの条件がそろいやすい家の中では、ダニが大量に繁殖しやすくなります。

また、ダニのエサとなる人のフケやアカが1グラムあれば、約300匹のダニが生息できるといわれているため、エサの面でも家の中はダニが繁殖しやすい環境だといえるのです。

ダニはどんなところにいる?

後述しますが、ダニにはさまざまな種類が存在し、そのダニごとに生息場所が異なります。つまり、言い換えると、家の中のいたるところにダニが生息しているのです。例えば、チリダニと呼ばれるダニの場合、ほこりや人のフケ、アカなどを好んで食します。

そのため、ほこりや人のフケ、アカなど落ちている、カーペットやベッド、枕、布団、ソファーなどに生息するのです。そのほかにも、食品や畳などに生息しているダニもいるため、ダニは家の中のいたるところに生息しているといえるのです。

家によくいるダニの種類・人への影響

家にダニがいるか調べる方法とは?ダニの特徴を知って退治・予防を!

先ほどは、家にダニがいるか調べる方法をお伝えしました。家によくいるダニはおもに以下の4種類です。ダニの種類ごとの特徴や人へ与える影響などを見ていきましょう。

チリダニ

チリダニは、ほぼ1年をとおして見られるダニです。また、発生場所もさまざまで、布団やカーペット、ソファー、その他の家具などに発生します。

また、チリダニの死骸や糞などがアレルギーを引き起こすのです。チリダニは、高温多湿の環境を好むため、温度20度~30度、湿度60%~80%の室内は、繁殖しやすくなります。

イエダニ

吸血性のダニとして知られているのが、イエダニです。基本的にイエダニは、ネズミや鳥などに寄生して吸血しています。しかし、イエダニはネズミや鳥だけに寄生するわけではありません。

ときに、寄生場所を人に変えて吸血することもあります。また、6月~9月は湿度が高くなり、イエダニがもっとも盛んに繁殖する時期です。そのため、この時期は人への被害も増加する傾向にあります。

コナダニ

コナダニは、食品や畳などに生息します。また、コナダニは、梅雨や秋になると増殖することも特徴です。人を刺すことはほとんどありませんが、コナダニが大量に発生すると、コナダニを捕食するツメダニが増殖します。

ツメダニは人を刺すため、コナダニの発生を抑えて、ツメダニが増殖しないように対策することが大切です。コナダニは湿度が高い環境を好むため、湿度を低くすることで発生を抑えることができます。

ツメダニ

上記のコナダニを捕食することで知られているのが、ツメダニです。そのため、コナダニが発生する梅雨や秋にツメダニも発生しやすくなります。ツメダニは積極的に人を刺すことはありませんが、間違って人を刺して体液を吸うことがあります。

家にいるダニを退治する方法

家にダニがいるか調べる方法で、家に多くのダニがいると判断できた場合、ダニを退治しましょう。そこでここでは、ダニの退治方法を4つご紹介します。

【方法その1】高温にさらす

ダニは60℃以上の高温にさらすことで死滅させることができるといわれています。そこで、ダニが発生しやすい布団やカーペット、衣類などは、乾燥機を使って乾燥させましょう。布団や衣類に付着したダニを退治することができます。

ただし、乾燥機で乾燥させただけでは、布団や衣類にダニの死骸が残ったままです。そこで、掃除機やコロコロを使うことで、布団や衣類からダニの死骸を取り除くことができます。

【方法その2】ダニのエサを断つ

上記の高温をさらす方法は、布団や衣類についたダニを退治するには有効です。しかし、ダニは、布団や衣類のほかにも、ソファーや畳などに生息する種もいるため、乾燥機を使って退治できないものが存在します。

そこで布団や衣類以外のところに生息するダニは、エサとなるものできるだけ残さないようにするとよいでしょう。ダニのエサには、ほこりや人のフケ、アカ、食品の食べかすなどが挙げられます。

普段から掃除機を使って家の中をすみずみまでキレイにしたり、布団やカーペットを丸洗いしたりするとよいでしょう。

【方法その3】駆除用の薬剤を使う

普段の掃除も大切ですが、市販されているスプレーや煙を使ったダニ駆除用の薬剤を使う方法もあります。とくに煙を使った薬剤であれば、家の中のすみずみまで煙が行き渡ります。なかなか掃除だけでは手の届きづらい場所に生息しているダニまで死滅させることができるため、おすすめです。

【方法その4】駆除業者に依頼する

より確実にダニを退治したいとお考えの方は、ダニの駆除業者を利用することを検討してみてもよいでしょう。先述のとおり、掃除だけでは手の行き届く範囲には限界があります。業者であれば、すべての部屋のダニを駆除してくれるでしょう。

また、先述の煙を使った薬剤の場合、火災報知器が作動してしまい近隣の住人に迷惑をかけてしまうおそれがあることです。

このように、ご自身でダニを駆除しようとした場合、結果的には不要なトラブルを招いてしまうことも考えられます。そこで、ダニの駆除を業者に任せることで、トラブルを回避することもできるのです。

ダニの大量発生を防ぐ対策方法4つ

家にダニがいるか調べる方法とは?ダニの特徴を知って退治・予防を!

家にダニがいるか調べる方法で家の中にダニがいることが確認できた場合、ダニを退治する方法をお伝えしました。ダニを退治することができたら、ダニを再び発生させないために対策をおこなうことが大切です。そこでここでは、ダニの発生を防ぐ対策方法を4つお伝えします。

【方法その1】湿度を上げない

ダニは湿度の高い場所を好みます。具体的には、湿度55%を超えるとダニの活動が活発になり、繁殖しやすくなるのです。そこで、家の中の湿度が高くならないように気をつけましょう。換気をしたり、除湿器を使ったりすることで、家の中の湿度を下げることができます。

また、洗濯物を室内で干すとしてしまうと湿度が上りやすくなってしまいます。できる限り洗濯物は、外で干すようにするとよいでしょう。さらに、布団やマットレスは眠っている間に汗を吸収しているため、定期的に干すなどして、汗を蒸発させるようにしましょう。

【方法その2】ダニのエサをなくす

ダニを退治する方法でご紹介した内容と同じ方法になります。繰り返しになりますが、ダニは、ほこりや人のフケ、アカ、食品の食べかすなどを好んで食します。そのため、定期的に掃除や洗濯をおこない、普段から家の中を清潔に保つように心がけましょう。ダニのエサをなくすことで、ダニの発生を抑えることができます。

【方法その3】防ダニ商品を使う

ダニが発生しにくい商品を使うことも、ダニ対策のひとつです。最近では、防ダニの布団やカーペットが市販されているため、取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、スプレータイプの防ダニ剤や洗濯仕上げ剤なども市販されています。これらの商品を使うだけでは、なかなかダニの発生を抑えることはむずかしいですが、湿度対策や掃除などと併用することで、ダニ発生の抑制に大きく役立ってくれるでしょう。

【方法その4】ダニのすみかを作らない

こちらの方法は、気軽に取り入れることはむずかしいかもしれませんが、ダニのすみかを作らないことも有効です。通常、カーペットや畳には大量のダニが生息しています。そこで、カーペットや畳は使わずに、フローリングに変えてしまうのもひとつの方法です。

カーペットの繊維や畳のワラは奥までダニが入り込みやすく、退治することがむずかしいです。フローリングにすることで、お手入れがしやすくなるため、ダニの発生を防ぐことができます。簡単には取り入れづらい方法になりますが、小さなお子様やペットがいるご家庭であれば、検討してみてもよいかもしれません。

まとめ

ダニは多かれ少なかれ、必ず家の中に生息しています。そのため、ダニの存在を必要以上に気にする必要はありません。しかし、あまりにもダニが大量に繁殖してしまうと健康への影響が出てしまうため、その場合は対策が必要です。

家にダニがいるか調べる方法としては、体のかゆみなどの症状を感じて判断したり、検査キットを使って調べたりすることができます。健康への影響を考えると、ダニはいるよりいないほうがよいでしょう。

そのため、乾燥機などを使ってダニを高温にさらしたり、定期的の掃除や洗濯をしてダニのエサを絶ったりすることで、ダニを退治することができます。また、ダニの被害が深刻で、より確実にダニを退治したいとお考えの場合は、業者に依頼することも有効です。掃除などで改善が見込めない場合は、業者に相談してみてはいかがでしょうか。

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