ノミ・ダニ・トコジラミ・南京虫駆除でお困りなら衛生害虫110番 TOP > 最新情報・レポート > ダニが布団に多い理由!徹底的に駆除する4つの方法と予防法を解説

最新情報・レポート

ダニが布団に多い理由!徹底的に駆除する4つの方法と予防法を解説

ダニは布団にたくさんいます!被害にあったらすぐに駆除と対策を

布団に入ると咳がとまらないということや、皮膚炎が起こるということがある場合には、ダニが布団に大量発生しているかもしれません。しかし、布団に潜むダニは普通の掃除方法では、駆除することが難しいです。ダニが死滅するにはいくつかの条件があり、それらの条件がそろっていないと駆除はできないのです。

このコラムでは、布団に住み着いたダニを駆除するための方法をご紹介します。そのほかにも布団に住み着くダニの生態・普段のダニ駆除掃除が効果ない理由や予防方法についても解説していますので、ダニにお悩みの方はご活用ください。

布団には目に見えないダニがたくさん潜んでいる!

ダニの中でも布団につくことが多いのは、ヒョウヒダニ(チリダニ)という種類です。ダニは布団のみならず、まくらやカーペットなどにも生息します。名前のとおり、人のフケやアカ、汗、ほこりなどをエサにします。ヒョウヒダニそのものは、刺したり噛んだりすることはなく、フンや死骸がアレルギーを引き起こす原因となります。

なぜダニは布団に住み着くの?

ヒョウヒダニのエサは、前述のとおり人のフケやアカ、汗などです。フケやアカは毎日皮膚から剥がれ落ち、寝ているうちに寝具に落ちます。そのため、布団はヒョウヒダニのエサの宝庫となっているのです。

また、布団は繊維があるため、ダニが隠れやすい構造です。布団は暖かく、湿度も高くなるため、ダニにとって過ごしやすい環境であることから住み着くようになるのです。

ダニが繁殖しやすい時期や環境

ヒョウヒダニは一年を通して生息しますが、その中でもとくに6~9月は繁殖期だとされています。ダニは温度20~30度、湿度が60パーセント以上だと繁殖しやすく、この時期はちょうどダニにとって過ごしやすい時期となるのです。

しかし、近年の住宅は気密性が高いため、家の中に湿気がこもりやすくなっています。冬場に部屋を閉め切ったまま換気をしないと、温度が高く、湿度も高いという条件が揃うため、ダニが繁殖することがあるのです。

ダニがもたらす健康被害

ダニの種類には、吸血性のダニ・フケやホコリを餌とするダニ・ダニや昆虫を食べるダニ・食品を餌にするダニ、さまざまあります。布団によくいるヒョウヒダニは、吸血しないため人を噛んだり刺したりすることはありません。しかし、フンや死骸がアレルゲンとなり、アレルギーの原因となることがあります。

アレルギー反応が出てしまうと、アトピー性皮膚炎やぜん息・鼻炎・結膜炎などの症状が出てしまい、健康被害が現れます。ぜん息までいかなくても、家にいると咳が出やすいというときには、ダニが原因となっているかもしれません。

ヒョウヒダニ以外のダニは、吸血をすることがあります。ペットなどにつく「マダニ」やネズミを媒体とする「イエダニ」、ほかのダニや昆虫を餌にする「ツメダニ」は人を刺したり、吸血したりすることがあります。

ダニに刺されると痒みは1週間ほどつづき、大きく腫れてしまうことがあります。無理にかきむしることで「とびひ」になることがあるため、お子様や赤ちゃんが刺されてしまったときには、適切な処置をしてかきむしらないように注意しておきましょう。

人間だけでなく、ダニはペットにも被害を与えます。吸血性の「マダニ」はただ血を吸うだけでなく、病原体を媒介するため重度となると死亡する危険があるのです。マダニが媒介する病気として有名なのは、「バベシア病」「ライム病」「ヘモバルトネラ症」です。これらの感染症からペットを守るためには、ダニ駆除剤を定期的に与えるなど予防しましょう。

普段のダニの駆除方法は合ってるの?

なぜダニは布団にいるの?

ダニ対策として普段おこなっている方法は、実はあまり効果が期待できないかもしれません。よくダニ対策としておこなわれる方法は、効果があるのか解説していきます。

1.洗濯でダニを駆除

シーツや毛布、ブランケットなどの寝具を洗濯すればダニは駆除できそうですが、実はあまり効果はありません。ダニは洗剤や水に強いため、死滅することはないのです。また、ダニは繊維の間にしがみついているため、洗濯だけでは生きているダニを寝具から取り除くことはできません。

2.天日干しでダニを駆除

よく晴れた日に布団や毛布などを天日干しすることでダニの駆除ができるというのも、あまり効果は期待できません。その理由は、ダニは高温に弱いとされていますが日光だけでは高温を維持することは難しいため、死滅させることはほとんど期待できないのです。

しかし、干すことで布団や毛布の湿気を取り除くことができるため、ダニの繁殖を防ぐ目的であれば効果的です。

3.掃除機でダニを駆除

ダニは寝具の繊維にしがみついています。寝具用の掃除機というものもありますが、生きているダニをすべて吸い取るというのは難しいです。しかし、アレルゲンとなるダニの死骸やフンは除去することができるため、掃除機で吸うことで清潔になり、アレルギー症状の軽減が期待できます。

布団に潜むダニを徹底的に駆除する4つの方法!

前章でご紹介した方法は、ダニの予防という点では効果が期待できますが、すでに繁殖してしまったダニの駆除には向いていません。ダニの駆除にはどのような方法が効果的であるのか、ダニの死滅する条件と、4つの方法をご紹介します。

効果的にダニ退治を!ダニが死滅する条件

ダニは熱に弱いです。50度以上の熱であれば20~30分、60度以上の熱だとすぐに死滅するといわれています。また、湿度の高い場所を好むダニは、湿度が50パーセント以下になると活動がにぶくなります。万が一、高温で駆除をおこなって生存したダニがいたとしても、乾燥させることで活動できなくなるのです。

1.コインランドリーの高温乾燥機を使う

コインラインドリーにある業務用の高温乾燥器を使えば、ダニは死滅します。コインランドリーの乾燥機は70度以上の高温の風がかかるため、ダニはすぐに死滅するのです。しかし、死滅したダニをそのままにしておくと、アレルギー症状が出てしまうことがありますので、掃除機で吸い込んだり、洗濯をしたりして汚れを落としてください。

2.布団乾燥機を使う

布団やマットレスはかさばるため、コインランドリーまで持っていくことが難しいかもしれません。そんなときには布団乾燥機を使用しましょう。布団乾燥機は、50度以上の温風が出てきます。機種によりますが最高温度70度ほどのものもあり、ダニの死滅する温度に到達するのです。

ダニの駆除には1~2時間ほど乾燥をおこないましょう。より効果的に駆除したければ、1日に2回乾燥機をつけることをおすすめします。

3.天日干しの仕方を工夫する

コインランドリーが遠かったり、すぐに布団乾燥機の用意ができなかったりというときには、天日干しを工夫することでダニの駆除が期待できます。黒などの暗い色の布団カバーをかけて天日干しをすると、暗い色は日光を吸収するため、温度が上がりやすくなるのです。取り込んだ後は、ダニの死骸やフンを掃除機でよく吸い込みましょう。

4.害虫駆除のプロに依頼する

自分では対処できないというときには、害虫駆除のプロに依頼するのもひとつの手です。プロのノウハウでご自宅にいるダニの駆除をおこなってもらいます。アレルギーの症状が出てつらいときには、家中のダニの駆除を依頼してみましょう。ダニは放置していると、さらに症状が悪くなってしまうかもしれません。

害虫駆除をどこに依頼すればよいかわからないというときには、弊社にお任せください。無料で現地調査をおこなっていますので、ご自宅の状況や見積り費用を出すことが可能です。ご相談によってお客様に適した害虫駆除業者をご紹介いたします。害虫にお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

ダニを布団で繁殖させない普段の予防法

布団のダニで困ったら…駆除専門のプロに相談しよう

最後に、日ごろからできるダニの予防法をご紹介します。せっかく駆除しても、ダニの繁殖する環境であればまた復活してしまいます。しっかり対策しておきましょう。

1.カバーやシーツは定期的に洗う

ダニの死骸やフンによって、布団カバーやシーツが汚れているおそれがあります。また、ヒョウヒダニのエサとなるフケやアカなどを洗い流すためにも、定期的に洗濯をして清潔に保ちましょう。

2.押入れや部屋の湿度に気をつける

閉めたままの押入れは、湿度が高くなりやすいです。数日に1度は押入れを開けて換気をおこないましょう。部屋の換気も大切です。とくに冬は寒いため換気を怠りやすいです。しかし、換気をして空気を入れ替えるのは健康にもよいため、よく換気をしてきれいな空気で過ごしましょう。

3.部屋の掃除をこまめにする

ダニはホコリもエサとします。また、ホコリにはダニの死骸やフンがからまっていることが多いため、部屋の掃除はこまめにおこないましょう。水拭きをすることで、ほこりを巻き上げることなく掃除することができます。また、カーテンにもダニが生息するので、定期的に洗濯してください。

4.ダニを予防するシーツを使う

ダニ予防のシーツやシートなどが市販されています。ダニを誘引させる成分を含み、寄せ付けたダニをまるごと捨てられるようになったシートもありますが、完全に除去することは難しいです。そこで、ダニを寄せ付けない成分が入っている、もしくはダニが通過できない高密度の繊維を使ったシーツの使用がおすすめです。

ダニが通過できない繊維だと、薬剤を使っていないためお子様が使用する際にも安心です。また、ダニが発生したとしても繊維の間に入りこむことができないため洗濯することで除去ができます。

まとめ

今回は、布団についたダニの対策方法について紹介してきました。ダニは布団だけではなく、まくらにも潜んでいます。ダニの量が多ければアレルギー症状が出やすくなり、健康被害を生み出します。日ごろから予防方法をおこなってダニの繁殖を防ぐことが大切です。

しかし、布団によくいるヒョウヒダニは、人間のフケやアカがエサとなるため日ごろの生活で全部駆除することは難しいです。そんなときは、定期的にコインランドリーや布団乾燥機を用いて高温で駆除しましょう。

「コインランドリーに持ち込むには手間がかかる……」と思ったら、駆除業者に依頼することもおすすめです。布団についたダニを駆除して快適に過ごしましょう。

このページの内容がお役に立てましたら、下の星ボタンからご評価ください。
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (2評価, 平均評価: 5.00 )
読み込み中...
衛生害虫のプロに任せて安心!24時間365日 日本全国で受付中! メールで無料相談

現在、にすぐに駆けつけます。