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ダニの駆除!効果的な対策からおすすめでない方法まで詳しくご紹介

ダニ対策は温度・湿度・汚れのコントロールがカギ!効果大の駆除法

「最近、お腹とか背中がかゆい……」そんな症状に悩まされている方は、ダニの駆除を真剣に検討することをオススメします。ダニ刺されは、蚊などの虫刺されとは違って、日中は衣類で隠れているような部分に現れることが多いからです。

ダニ刺されは、短くても1週間程度はかゆみが続く厄介なものです。かゆみによって、不眠に発展するおそれもあるといわれています。また、何度も刺されることによって、アレルギーを発症する危険性もあるのです。健康的な生活を取り戻すためにも、かゆみに悩まされている方はダニ駆除をしたほうがよいでしょう。

ここでは、ダニが潜伏している危険性が高い場所と、効果的な駆除方法などをご紹介いたします。効果があると思われていたけれど、じつは駆除の成果をあまり期待できない方法についても解説いたしますので、ご自分に合った方法をぜひ試してみてください。

ダニのたまり場と効果的な駆除方法!スプレーの使い方

ダニは、布製の家具やアイテムを好んで、潜伏する生き物です。ソファやクッション、それから布団やベッドまで、幅広くターゲットにされてしまいます。そのため、ダニが潜んでいない家というのは、まずありえないといってよいです。

ダニが潜んでいない安全な家にするためには、こまめな駆除をおこなうほかありません。ここでは、家の中でダニが多いと考えられる場所・アイテム別に、効果的な駆除方法をご紹介いたします。難しいことではありませんので、ぜひ挑戦してみてください。

○ダニのたまり場1.クッション・枕・ぬいぐるみ

クッションやぬいぐるみ、枕といった、日常的に触れることの多いアイテムは、布製のものが多いと思います。布製であれば、ダニの温床になっている危険性が高いため、しっかりとダニ駆除をおこなわなければなりません。

もっとも効果的な駆除方法は、市販されている駆除スプレーを使うことです。各メーカーが試行錯誤を繰り返したうえで販売しているため、効果はかなり期待できます。駆除成分が人体に悪影響をおよぼさないかどうかも、しっかりと実験をおこなっているため安全です。

とはいえ、「薬に弱い体質だから心配……」「小さい子もいるからちょっと……」と使用に抵抗がある方もいらっしゃることでしょう。そういった方は、『熱』を利用した駆除をオススメします。ダニは『50℃以上』の熱を与えてやることで、駆除することができるのです。

自宅でもおこなえる、熱を利用するオススメの方法は、『スチームアイロン』の使用になります。ただし、必ず濡れタオルなどを当て布として使って、駆除作業はおこないましょう。とくに、ぬいぐるみに対しておこなう場合は、直接スチームアイロンをあてがうと傷めてしまうおそれがあるため、当て布を使ったほうが安全です。

クッションやぬいぐるみの数が多い場合は、『乾燥機』を使って一度にまとめて駆除する方法もあります。ただし、乾燥機内部でぶつかり合いや擦れ合いが起きるため、繊細な装飾が施されているような種類への使用は控えたほうがよいでしょう。

駆除スプレーやスチームアイロンなどで駆除したあとは、ダニの死骸やフンを除去するために、掃除機をかけましょう。死骸もフンもアレルギーの原因になるため、念入りに吸引することをオススメします。

○ダニのたまり場2.布団・ベッド

布団やベッドといった寝具類は、ダニの潜伏がとくに考えられる場所です。

ダニは『温度が20℃から30℃』『湿度が60%から80%』『フケや髪の毛などのエサが豊富にある』といった場所を好みます。そのため、布団やベッドは、人の体温によって温められ、寝汗によって湿度も高く、フケや髪の毛も付着している場所のため、潜伏の危険性が高いといえるのです。

布団やベッドといった寝具類にも、市販されているダニ駆除スプレーの使用が効果的です。また、『高温乾燥機』を使うことも、駆除効果が期待できます。高温乾燥機による駆除は、『3カ月に1度』のペースでおこなうとよいです。

オススメのやり方は、コインランドリーにある大型乾燥機を使う方法です。家に乾燥機があるという方で、布団やベッドシーツにも高温乾燥がおこなえるタイプであれば試してみてもよいしょう。しかし、家庭用として販売されている乾燥機では、難しいケースのほうが多いです。その点、コインランドリーにある大型機であれば、難なくおこなえます。

「近くにコインランドリーがない……」という方は、クリーニング店に頼んでキレイにしてもらったり、業者に駆除を依頼したりする方法もあります。これらの方法については、記事後半で詳しく解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

駆除したあとは、掃除機をかけることも忘れないようしましょう。先述しましたが、死骸やフンはアレルギー物質です。念入りに吸引してください。

○ダニのたまり場3.クッションのついた椅子・ソファ

布製の部位があれば、椅子もソファもダニに狙われてしまいます。クッションつきの椅子や布製のソファも、駆除をおこなったほうがよいです。市販されている『駆除スプレー』の使用が効果的といえます。

駆除スプレーを使う場合は、対象箇所から25cmほど距離をあけて、5回ほど噴射するとよいです。そのあと、1時間ほど待ちましょう。ダニは、スプレーをしてからすぐに死ぬわけではないからです。時間が経過したら、掃除機で死骸やフンを念入りに吸引してください。

ほかにも、『スチームアイロン』を使った駆除も可能ですが、ソファに対しては注意しなければならない点があります。それは、ポリウレタンフォームという素材を使っている場合が多いからです。ポリウレタンフォームは、水に濡れてしまうと傷むおそれがあります。スチームアイロンはその名のとおり、蒸気を活用するアイテムなので、注意が必要なのです。

○ダニのたまり場4.カーペット・畳

布製のカーペットはもちろんのこと、畳もベッドや布団と同様にダニが好む環境になりやすいため、潜伏されていると考えたほうがよいでしょう。

カーペットのダニ駆除には、『駆除スプレー』の使用がオススメです。やはり各メーカーが自信をもって販売しているため、もっとも駆除効果が高いといえます。スプレーを噴射したあとは、1時間ほど時間を置いてから、掃除機で死骸やフンを吸い取りましょう。

また、『スチームアイロン』も、カーペットのダニ駆除には効果的といえます。蒸気の熱がカーペット深部まで届くように、ゆっくりと、丹念に当てるとよいです。ただし、カーペットを傷めないように、濡れタオルを当て布に使うなどして作業しましょう。

畳のダニ駆除に効果的なのは、『ダニ駆除スプレー』です。市販されているものには、畳にも使えるタイプがあるため、それを購入しましょう。

また、畳は湿度が溜まりやすいにも関わらず、簡単に乾燥させられるものではないため、定期的に『天日干し』をおこなうのも有効です。マイナスドライバーを縁に差し込み、力を入れて持ち上げれば、畳は外せます。外した畳は、日当たりと風通しのよい場所に、しばらくの間置いておきましょう。畳を外したら、その下の掃除も念入りにおこなうとよいです。

○ダニの増殖を抑える方法とは

もっとも大切なことは、『日ごろの掃除と換気』といえます。掃除をおこなうことで、ダニのエサとなるフケや髪の毛を除去し、換気をおこなうことで湿度が溜まらないようにするのです。

布団やベッドシーツは可能であればこまめに丸洗いをし、乾燥機を使ってしっかりと乾かしましょう。カーペットやソファ・畳には、念入りに掃除機をかけることも大切です。生きたダニは掃除機で吸引できないとされますが、大事なことはダニのエサとなるものを取り除くことになります。ぬいぐるみやクッションも、可能な限り洗うようにしましょう。

おすすめではない・効果が薄い駆除方法

最もダニ対策が必要な場所はどこ?

ダニに効果的とされていたのに、実際はあまり効果がないといわれている駆除方法がいくつかあります。ここではそれらの駆除方法についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。これからは効果的な方法でダニ駆除をしていただければと思います。

○掃除機だけではダニは駆除できない

掃除機を念入りにかけることも、ダニ対策においては有用なことです。しかし、掃除機の使用は、予防に効果的であっても、駆除にはなりません。生きているダニは、布製品の繊維にしがみつくため、どれだけ吸引しても引き離すことが難しいからです。

○叩くのは厳禁!天日干しではダニは駆除できない

布団やベッドシーツを天日干しして、パンパンと布団叩きをおこなう人は多いかと思います。そのおこないにダニ駆除効果があると考えている人も、いらっしゃることでしょう。しかし、実際のところは、まったく効果がありません。むしろダニから身を守るという意味では、逆効果ともいえる行為といえます。

というのも、布団叩きをおこなうことによって、ダニの死骸やフンなどがこまかく散って広がってしまったり、内部に隠れていたものが表に出てきてしまったりするからです。その結果として、寝ている間に死骸やフンを吸ってしまうリスクが高まってしまいます。

また、天日干しも、対象を乾燥させる効果があるためやらないよりやったほうがよい行為ですが、駆除効果という点で考えれば期待はできません。いくら日差しを当てても、布団や畳の表面近くまでしか、温度が上がらない可能性が高いからです。いくら表面の温度を上げても、乾燥させても、生きているダニは内部へと逃げてしまいます。

○洗濯機を使ってもダニは落ちない

洗濯機で水洗いしただけでは、すでに潜伏しているダニを完全に落とすことは難しいです。ダニのエサとなるフケや髪の毛を除去するという意味では、もちろん水洗いしたほうがよいですが、駆除効果はほとんどないと考えてよいでしょう。

また、洗濯機自体に、ダニが潜んでいる危険性もあります。水を使う洗濯機は当然湿度が溜まりやすいですし、エサとなるカビが繁殖している確率も高いからです。洗濯機内部にダニがいれば、洗濯をすることで衣類などにダニが移ってしまうことも考えられます。

○スプレー・燻煙剤をかけただけでは効果は薄い

メーカーが開発した駆除スプレーの使用は、ダニ駆除方法のなかでもっとも効果が期待できることは間違いありません。駆除スプレーだけでなく、専用の燻煙剤も効果的です。

しかし、駆除スプレーや燻煙剤を使っても、家全体のダニ駆除で考えれば、十分でない可能性は高いといえます。なぜならダニには、『ひとつの対象や、一か所の空間を駆除したところで、ほかのものや場所に潜んでいれば、すぐに駆除したところへ移ってくる』という厄介な性質があるからです。

つまり、徹底的にダニ駆除をおこなうためには、いくら駆除スプレーや燻煙剤を使っても不十分といえるのです。そのため、本当にダニから解放された生活を送りたい場合は、その道のプロに掃除をしてもらう、駆除をしてもらうことをオススメします。

プロに頼る!クリーニングに出す・駆除業者に駆除してもらう

「素材」の選び方でもダニ対策できる

ダニ駆除を徹底的におこないたいときは、布製品をプロにしっかりとキレイにしてもらったり、プロに家全体を隅々まで駆除してもらったりしましょう。ここでは、『クリーニング』と『駆除作業』をおこなうプロに関して、ご紹介いたします。

○布団やクッションをクリーニングへ

布団やベッドシーツを、自分で洗って乾かすことは大変な作業です。すぐ近くにコインランドリーがあったとしても、誰が何を洗ったかわからない機械で寝具を洗うことに抵抗がある人もいらっしゃるかと思います。また、繊細な装飾が施されているクッションやぬいぐるみであれば、自分でやって傷つけてしまわないか心配にもなるでしょう。

自分で洗えそうにないと思ったら、クリーニング店を頼るとよいです。衣類だけでなく、布団やベッドシーツ、クッションやぬいぐるみに対応している業者も多く、宅配サービスをおこなっているところもあります。

費用は、布団やベッドシーツの場合、高くても10,000円ほどです。クッションやぬいぐるみは、およそ1,500円になります。ただし業者によって設定金額は異なりますし、宅配サービスや業者ごとに用意しているオプションを足していくと、料金は増えてしまうため注意してください。昨今、多くのクリーニング業者は公式サイトを運営しています。サイトを閲覧すればこまかい金額を知ることもできるため、依頼前に精読しましょう。

○害虫駆除のプロに相談する

害虫駆除をプロに頼るときは、業者選びがもっとも大切なことであり、もっとも難しいことです。ダニ駆除をおこなっている業者は、世の中に数多く存在します。その中から、良心的かつ自分に合ったところを探す必要があるのです。業者選びには、これは満たしていたほうがよいというポイントがあります。以下がそのポイントですので、参考にしてください。

  • ・見積りや現地調査を無料でおこなっている
  • ・豊富な実績がある
  • ・質問に対して丁寧に受け答えしてくれる

これらのポイントを満たしていれば、最低条件はクリアしているといってよいでしょう。ただし、自分で思いつく条件があるという方は、それを満たしているところを選ぶようにしてください。業者選びでもっとも大切なことは『納得して依頼できるかどうか』だからです。

ちなみに、ダニ駆除を依頼した場合の費用相場は、『およそ15,000円から25,000円』になります。ただし、ダニ駆除は部屋の広さや作業員の人数によって変動するものです。すぐにでも駆除したいという場合を除き、必ず見積りと現地調査はしてもらいましょう。料金に納得してから依頼してください。

○プロができる駆除と個人がおこなえる駆除の差

クリーニングの場合は、布団やシーツ・カーペットを乾燥させることができる大型機を所持しています。また、ぬいぐるみやクッションなどの、繊細な細工が施されている場合が多いアイテムに関しても、傷つかないように的確な方法で洗ってくれるため、安心です。自分でおこなうと、うまくキレイにできなかったり、大事なアイテムを壊してしまったりするおそれもあるため、プロへ依頼することをオススメします。

また、ダニ駆除は、どこか一か所だけ入念におこなえばよいというものではありません。ほかにダニが潜む場所があれば、特定の場所を駆除したところですぐにまた繁殖するおそれがあります。ダニに悩まされない生活を送るためには、家全体を隅から隅まで、徹底的に駆除する必要があるのです。そしてそれは、プロでなければ難しいといえます。ダニに関する知識、駆除の経験が豊富でなければ、駆除の見落としが発生するからです。

まとめ

ダニ駆除は、自力でもある程度はおこなうことができます。もっとも効果的な駆除方法は、市販されている『駆除スプレー』を使うことです。各メーカーが試行錯誤した結果であるため、効果はかなり期待できます。また、寝具類からぬいぐるみまで、幅広く対応できるところも、オススメできる点です。

しかし、いくら駆除スプレーを使ったところで、家全体のダニを隅から隅まで駆除しなければ、ダニに悩まされ続けるおそれがあります。そのため、クリーニング業者に布製品などをしっかりとキレイにしてもらったり、駆除業者に徹底的に退治してもらったりすることをオススメします。

駆除業者を選ぶ際に、何か困ってしまったときは、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社にご依頼いただければ、多数の加盟業者から最適な業者をご紹介させていただきます。

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