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南京虫(トコジラミ)は近年増加中!駆除や予防対策として被害防止

南京虫(トコジラミ)対策を知ることで被害を防ぐ

南京虫(トコジラミ)と呼ばれる害虫をご存じでしょうか?トコジラミは人や動物の血液を吸血し、繁殖を繰り返す害虫です。トコジラミによる被害は、近年増加傾向にあります。トコジラミを放置しておくことで被害はより広がるため、被害に遭った場合は速やかな対策を施さなければいけません。今回は南京虫(トコジラミ)への対策方をご紹介いたします。トコジラミの発生原因や生態を理解しておくことで、正しい対策を施すことが可能になるでしょう。



南京虫(トコジラミ)の生態と被害

トコジラミとは、人や動物の血液を吸血する害虫です。卵から孵化し、幼虫から成虫になるまでの全ての過程で吸血を行い、自身の栄養にします。名前にシラミと付いていますが、カメムシ目に属する害虫です。


トコジラミの寿命は1年程と言われており、その間に卵を200~500個程を産みます。夜行性ですが、日中でも暗い場所では活動を行います。吸血後に栄養分を体に取り込み水分を排泄し、血糞と呼ばれる跡を残すのが特徴です。トコジラミの好む隙間周辺に多数の黒い点が付着している場合は、トコジラミが生息している可能性が高くなります。


トコジラミは人体へ直接的な被害を与えます。人がトコジラミに吸血されてしまうと、非常に激しい痒みを伴い、1~2週間程症状が続くのです。敏感な方の場合は、ジンマシンや発熱を起こす可能性もあります。足・腕・首・腹部など、皮膚を露出している場所が被害を受けることが多いので注意してください。


人体だけでなく、経済的な被害を受けるケースもあります。宿泊施設や商業施設でトコジラミが発生してしまうと、駆除が完全に終了するまでは営業を停止しなければいけません。宿泊者がトコジラミの被害を受けてしまうと、訴訟に持ち込まれてしまう場合もあります。被害が起きることで施設の評判が下がってしまうため、お客様が減少し経済的にも大きな損害を受けてしまうのです。


南京虫(トコジラミ)が発生する原因

南京虫(トコジラミ)が発生する原因

トコジラミは飛ぶことができず、遠くまで移動することもできません。人や物が移動する際に、服やカバンなどの荷物に付着し連れて帰ってきてしまうことが主な原因です。繁殖力が強いため一度ついた卵はすぐに孵化し、吸血を行いながら次々と増殖していってしまいます。


日本では殺虫剤による衛生改善が進んだためほとんど見かけることは無かったのですが、近年では都市部を中心にトコジラミの被害が増加傾向にあります。主な原因は海外からの持ち込みだと言われており、旅行者のカバンなどに付着したものが日本にやってきたとされています。


都市部や観光地、宿泊施設での被害が多く報告されていますが、住宅やマンションで発生するケースもよくあります。環境の問題ではなく、荷物や人に付着したことが多くの原因になっていることを理解しておきましょう。


南京虫(トコジラミ)の駆除方法は?

トコジラミを駆除する際には、一匹も残さず完全に駆除しなければいけません。一匹でも残ってしまうと、そこから増殖するため被害を減らすことが困難になります。トコジラミを駆除する方法はいくつかあるのでご紹介いたします。


・殺虫剤による駆除

トコジラミは寝具の隙間などの暗くて狭い場所を好みます。夜行性のため昼間に見つけることは困難です。ホームセンターには、トコジラミ専用の殺虫剤が販売されています。寝具の隙間や畳の隙間など、トコジラミの好む場所に散布するのが効果的です。


広い範囲にトコジラミが生息している場合は、燻煙剤を使用することが効果的です。使用する際は、夜間に電気を消して行うことがおすすめです。夜行性なため、明るい状態ですと隙間の奥に入り込んでしまい薬剤が届かない可能性があるため注意してください。


薬局などには粉末タイプの殺虫剤も販売されています。トコジラミがいる場所を特定している場合は粉末殺虫剤の使用も効果的です。トコジラミの移動範囲は飛ぶことができないため狭く、発見場所から半径約2m以内に生息していることが多いです。寝具の中や家具の裏などの好む場所を把握し、特定した場所に粉末殺虫剤を撒きましょう。寝ている間に被害を受けることが多い場合は、布団の周囲にも撒いておくことも対策になります。


・熱処理

トコジラミは熱に弱いと言われているため、熱を与えることで駆除することが可能です。衣服やカーテンなどの洗えるものにトコジラミが付着している可能性がある場合は、60度以上の熱湯に約5分以上浸けておくことで駆除できます。布団やマットレス、ソファーなど洗うことができないものに対しては、スチームアイロンを使用することが効果的です。


完全駆除が難しい場合は業者に相談

完全駆除が難しい場合は業者に相談

トコジラミを駆除するには卵・幼虫・成虫など全てを完全に駆除しなければいけません。自分で駆除する場合、完全に駆除しきるというのは困難なことです。一匹でも残してしまったら繁殖し、再び作業を行わなければいけなくなります。自分で駆除することが難しいと感じた場合はプロの業者に依頼しましょう。


近年ではピレスロイド殺虫剤に強いスーパーナンキンムシと呼ばれる個体も発生しており、市販の殺虫剤では効果が十分に出ない可能性があります。専門業者にはプロにしか取り扱うことのできない強力な殺虫剤が存在しているため、これらを使用することでより確実に駆除することが可能です。トコジラミが発生した場合は、早急に駆除を行う必要があります。完全に駆除しなければいけないため、自分で行うことが難しいと感じた場合は業者に相談することがおすすめです。


まとめ

南京虫(トコジラミ)の発生は未然に防ぐことが困難なため、正しい対策を把握しておくことが重要です。トコジラミの生態を理解しておくことで、好む場所や特性を知ることができ、対策を施すことが可能になります。トコジラミを駆除する際には完全駆除を行わなければいけません。自分で行うことが難しいと感じた場合にはプロの専門業者に依頼してください。業者にお任せすることで、より確実に駆除することが可能になるでしょう。

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