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衛生害虫が媒介する病気

ノミやダニ、南京虫(トコジラミ)の被害と聞いて最初にかゆみを連想する方が多いのではないでしょうか。かゆみも代表的な被害なのですが、かゆみに加え、他にも恐ろしい被害が衛生害虫にはあるのです。それは疾患の原因となるということです。アレルギー症状に始まり、その他の思いがけない被害を受けることもあります。そういった例には蚊が媒介するデング熱というものがあります。害虫が原因の身体への影響を知って、対策を行い安全な生活を送りましょう。

代表的な3つの被害

害虫が引き起こす人体への被害は主に3種類に大別できます。図にある3種類の被害について順に取りあげ、原因や症状について学んでいきましょう。

害虫が引き起こす主な被害

  • ①吸飲による喘息
  • ②炎症反応
  • ③感染症の媒介

吸飲による喘息

咳(セキ)や鼻水が止まらないとき、ダニが原因の場合があります。風邪(カゼ)や鼻炎などの病気の可能性もありますが、ダニが原因の咳や喘息の可能性も低くありません。さらに酷いアレルギー性喘息などの呼吸器症状の場合、呼吸困難になってしまうことも考えられます。

【原因まとめ】

  • ・ホコリ(ほこり)
  • ・ダニ、ダニの死骸、ダニの糞
  • ・ハウスダスト

【解説】

とても小さなダニがホコリや室内に生息し、生活しているうちにその死骸やフンが舞い上がり、それを吸い込んでしまい、喘息などの症状につながります。

炎症反応

かゆみの原因はノミなどが吸血の時に注入する唾液やフンなどです。唾液の成分に免疫が反応しているときに、炎症が起こります。炎症がひどい時は皮膚の腫れや皮疹などの症状が出ることもあります。さらに免疫が過剰反応した時、それはアレルギー反応となり、アナフィラキシーやアトピー性皮膚炎などの即時型アレルギー症状を引き起こします。このような反応を持つ人はアレルギー体質、アレルギー疾患と言われます。
このような症状の原因となるダニやノミの唾液成分をアレルゲンと呼びます。

【症状】

  • ・かゆみ
  • ・皮膚の腫れや皮膚疾患
  • ・アレルギー症状

【解説】

かゆみが出るのは人体の免疫システムが正常に働いている証拠です。しかし時に体質や環境により免疫が過剰反応を起こし、アレルギー症状という別の被害が発生してしまいます。アレルギー体質の人はアレルギー対策に自身の原因抗原(原因アレルゲン)を知ることが大切です。その方法に皮膚にアレルゲンを付着させ、皮膚反応を見て原因抗原を特定するといったものがあります。

感染症の媒介
病気の原因は?

害虫によって疾病媒介され、リケッチアやウイルス感染を起こすこともあり得ます。
ウイルスの症状は様々で、倦怠感や水ぶくれのみの軽度のものから脳炎になったり後遺症が残ってしまう重度のものまであります。ウイルス自体はあまり強力でなくとも抵抗力がないために心肺停止などの重篤な症状になってしまう場合も考えられます。死亡してしまう例がないとは言えませんが、多くの場合、原因となるウイルスを持っていたダニなどが直接の原因というわけではありません。

病気の種類は?

ウイルスにも種類があり、新型インフルエンザ、黄色ブドウ球菌、パルボウイルス、ワイル病とその他数多くあります。これらは感染症であり、害虫からだけでなく、人同士、人から動物、動物同士で接触感染などを起こす伝染病でもあります。ウイルスの恐ろしさは症状にもありますが、その感染力にもあります。感染源から感染者がでてそのまま広がっていくのです。またウイルス性ではありませんが水虫なども身近な伝染病と言えます。

症状
  • ・頭痛、発熱(高熱)
  • ・関節痛、腹痛
  • ・リンパ腺炎、リンパ節腫脹
  • ・腸炎、髄膜炎
  • ・紫斑症状、出血症状、消化器症状など

【解説】

ウイルス感染による症状は腹部に違和感や熱中症のような状態になるなど、本当に様々です。中には不眠症のような症状に襲われる方もいるようです。またリンパは免疫能力を持つためリンパ管を通って全身に送られますが、ウイルスにかかった時、よく腫れてしまう部分でもあります。ダニの中にツツガムシ類ツツガムシ科のツツガムシという害虫がおり、この虫にはツツガムシ病と呼ばれるウイルス性の病気を持っています。このように固有の病気を持っている種類も数あります。
抵抗力が低くなり、重症になると前述しましたが、成人病など健康に問題があるとウイルスに感染したとき重度症状にとなりやすいとも考えられますので、測定器などで数値を測り、健康には気を付けるべきと言えます。

上記の症状が見られたとき

上記の症状が見られた場合、速やかにかかりつけ医や内科医にかかり診察、検査を行いましょう。患者は自らが感染者の可能性があるならば、病院搬送された際に、その旨を伝え、隔離環境を用意してもらいましょう。そして通院か否か治療薬や抗生物質の服用など医者の指示に従いましょう。

パブリックスペースの危険性

ウイルスの怖さは伝染病であることも一因と記述しましたが、大衆浴場や公衆浴場、サウナなどは感染の危険性が高いといえます。露出部分の多さや接触感染、同じ空間内の飛沫感染なども考えられます。予防のための手洗い、うがいなども大切ですが、もしご自身で調子が悪いなどの自覚症状があるならば、パブリックスペースに行くことを控えましょう。

害虫は人の血液やフケ、抜け毛を好物とし、人の住空間に必ず存在します。それでも寄せ付けないように忌避剤として精油を使用したり、身の回りを清潔にすることは害虫被害に遭わないために必要な対策と言えます。害虫による被害の3種類を詳しく解説してきました。対策として、被害に遭わないために清掃をし、心身を健康に保つことが大切です。しかし個人での対策だけでは、日常に潜む害虫対策に手が回らなくなってしまうことも時には起こりえます。そんな時には無理をせず、専門性の高い衛生害虫駆除の業者に依頼することも視野にお入れください。そうして安全で快適な生活を送りましょう。

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