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愛犬のダニ駆除はしていますか?必要性や予防を知ってペットを守ろう

愛犬にダニが寄生?本当にこわいマダニ被害から予防と駆除を学ぶ

これから暖かくなる季節ですね。暖かい季節とともに発生の時期を迎えるのが「ダニ」。愛犬と一緒にお散歩をした後に、愛犬にダニのような虫がついていた!最近愛犬が痒そうにしている!などのお悩みを抱えているかたは一度、「ダニ」を疑ってみてもいいかもしれません。

今回はそんな厄介な犬にも人にも危険な「ダニ」の予防と駆除について詳しくお話していきます。

犬に寄生するダニの種類

犬に寄生するダニは大きく分けて3種類に分類されます。ヒゼンダニ、ニキビダニ、マダニの3種類です。ペットのダニでお困りのかたは、これら3種類のダニをうたがってみることがいいかもしれません。

ヒゼンダニ

ヒゼンダニは犬の血液を求めて犬に寄生します。実は、このヒゼンダニは肉眼では確認できないほど小さいため、飼い主が気づかないといったこともあるそうです。ヒゼンダニは犬の皮膚の角質層といわれる部分で繁殖して生活をします。そのために発見が遅れ、重症化してしまうことも少なくないそうです。

ヒゼンダニは耳や膝、お腹などの柔らかい部分を好みます。そのような場所での、脱毛、かさぶた、湿疹などの症状があれば、ヒゼンダニを疑ってみてもいいかもしれません。また、人にも感染することがあるので極力ご自分での駆除が避けてください。

ニキビダニ

ニキビダニは犬の毛穴に寄生するダニです。このダニは健康な動物の皮膚にも存在しているのですが、老犬や子犬など抵抗力が弱まっている犬に発症することが多いです。目や口の周辺、四肢の先端の毛が抜けてしまっているなどの症状が現れます。

二次感染を起こすと出血や化膿などの症状がひどくなることもあります。その際には抗生物質の投与が必要なため、動物病院での受診をおすすめします。

マダニ

少し前にも日本各地で発見され大きなニュースにもなったマダニ。その名を知らない人は少ないでしょう。マダニは普段、草木の葉先などに潜んでおり、標的となる動物が来るのを待っています。マダニは動物の血を吸血するダニです。しかし、このダニは感染症を媒介する恐れがあり、人間に感染することもあります。

実は、この中でもっとも厄介なダニは「マダニ」といっても過言ではありません。ここからは、「マダニ」についてさらに詳しくご紹介していきたいと思います。

要注意!【マダニ】と犬との関連性

要注意!【マダニ】と犬との関連性

マダニはさまざまな動物の血を吸って生活します。なかでも気をつけたいのが犬です。マダニは犬の散歩道にいることもあります。犬は人間と生活を共にすることが多いため、マダニが犬を伝って家の中まで広がってしまうような事態は避けたいですよね。この章では、マダニと犬の関係性について詳しくお話していきます。

日本にいるマダニは10種類超え!

マダニの種類数は全世界を合計するとおよそ900種類ほどいるそうです。ちょっとギョッとしますね。そのうち、日本には50種類ほどのマダニがいるといわれています。その生息範囲は北海道から沖縄までの広範囲に及びます。

そのなかでも注意したいのが、感染症を媒介する10種類以上のマダニです。これらのマダニは、種類によって媒介する病原体がさまざまです。マダニは潜伏期間が長いものから比較的短いものまでさまざまです。

マダニはどこにいるの?

マダニは一般的に緑の多いところに潜んでいます。草むらなどの茂みから、じっと動物に寄生する機会をうかがっています。マダニは、山から森の茂み・公園・ドックランに至るまでいろいろなところに存在します。

家の中ならまだしも、自然界にいる生き物を完全に駆除するということはやはり難しいですね。そのため、散歩をする際にはマダニに注意する必要がでてくるのです。

どうやって犬にくっつくの?

マダニは独特の感覚器官で動物の気配を察知して、動物の体表に飛びつきます。マダニは動物が気づかないうちに皮膚や毛にくっつき、侠客(きょうかく)と呼ばれる口の一部を使って血を吸います。マダニが吸血するときに分泌する唾液にはウイルスが含まれている場合があり、動物の体内に侵入して感染を起こすこともあります。

噛みつかれた犬の症状は?

マダニは血液を吸うため、大量に寄生されると具合が悪くなることがあります。また、吸血された箇所から、マダニの唾液成分によってかゆみを感じることになるでしょう。さらに、吸血された場所から菌が侵入して感染症や皮膚炎を誘発する恐れもあります。

人へも感染!マダニの恐怖

マダニの恐ろしいところはなんといっても、感染症をもたらすことです。国内でもマダニによる死亡例が出たとニュースで話題になっていましたよね。マダニによる感染症は、潜伏期間があるために、症状が現れるまでに1~2週間ほど時間がかかることがあります。異変を感じたらすぐに医療機関にかかることが大事です。

このように、マダニは人にも寄生することがあるため、マダニによって引き起こされる感染症に注意する必要があります。つまり、飼い主とペットの両方の命を守るためにもマダニ対策は必須ということですね。

もしマダニに噛まれたら?

もしマダニに噛まれたら?

マダニは動物の血を吸うと、自身の大きさの数倍にも膨れ上がります。そのころっとした外見に驚いて、慌てて駆除しようとしてしまう気持ちも分かります。しかし、寄生したマダニを見つけても、ピンセットで無理にはがそうとすることは「絶対に」しないでください。

無理やり引き剥がすと、マダニの侠客(きょうかく)と呼ばれる針のようなものが皮膚の中に残ってしまい、ひどい皮膚炎になってしまったり、ここから感染症が発生したりする恐れがあるからです。

【マダニ予防】犬を守る大切な4つのポイント

マダニの恐ろしさがわかったことで、ここからマダニの予防についてお話していきます。ご自身で手軽にできる予防法もあります。今のうちに、できることから少しずつ対策をしていきましょう!

1.薬を飲ませる

マダニ予防の薬などは月1回投与することが望ましいです。マダニはあたたかい時期に多く発生しますが、もちろん冬にも生息しています。そのため、マダニの予防薬は一年中することをおすすめします。

薬はお近くの動物病院や、インターネット通販サイトでも購入することができます。その際には副作用やリスクも考慮ながら、薬を選んでしてください。

2.ブラッシングやシャンプーをする

ブラッシングやシャンプーは、ダニなどの早期発見にも繋がります。シャンプーをする際には、犬の頭部の方にも気をつけて洗うことを心がけてくださいね。定期的に毛のブラッシングもしましょう。

ブラッシングやシャンプーを習慣づけて愛犬を守りましょう。愛犬とのスキンシップの時間も作れて一石二鳥ですね。

3.犬の居場所を清潔に保つ

やはり清潔にすることに越したことはないです。日ごろから犬が使う布団やベット、そしておもちゃなどを清潔にしておくことが大事です。

なぜなら、ダニは人の皮膚や垢なども餌にしているからです。ダニは乾燥と高温を嫌う生き物ですから、日頃から対策として犬を清潔にすることが、ダニを引き寄せない環境をつくるための第一歩です。

家の中はこまめに掃除をしてダニが成長・繁殖しない環境を整えましょう。また、布団カバーやソファーのカバー、シーツなども定期的に洗濯をすると、ダニが繁殖する可能性を少しでも減らせるでしょう。

4.虫よけスプレーを使う

散歩の前に犬の身体にスプレーをかけることでできる手軽な対策です。犬が清潔に暮らせることを考えると、散歩前のスプレーで対策ができるということは魅力のひとつですよね。この方法は、とくに犬を多く飼っているご家庭におすすめです。しかし、ダニの対策がスプレーだけで100%できるということはほとんどありません。あくまで、ダニを近づきにくくするということです。

虫よけスプレータイプのいいところは、スプレーをしないときとくらべて、ダニを近づきにくくすることができる点です。虫が嫌がる臭いを使ったスプレーなどさまざまな種類のスプレーがあるのでぜひ一度、検討してみてはいかかでしょうか。

ダニ駆除が人もペットも快適に暮らす環境を作ります

生活する場にダニがいるとさらなる被害が拡大してしまいます。ダニを駆除することで、愛犬と飼い主とその家族を守ることができます。ダニ駆除をすることによって犬も人も気持ちよく生活することができますね。

すぐに手に入るダニ駆除剤

ご自身でできるダニ駆除剤もあります。ホームセンターなどで安価に手に入れることができるのです。イエダニなどの対策にはいいのかもしれません。しかし、そのような市販薬には限界があります。持続時間もそう長くないこともあるそうなのです。

たしかに、手軽に駆除することができる分魅力的なところはありますが、やはり医療機関や専門家、プロに任せることが安心だといえるかもしれません。

業者依頼が必要なケース

マダニの発生をみつけたらプロに任せることをおすすめします!マダニは飼い主にも寄生するために迅速な対応が必要になってくるでしょう。また、イエダニを個人で駆除しようと思っても、表面的な駆除になりがちになってしまうことが多いです。なぜなら、今見えているダニは「氷山の一角」に過ぎないからです。

イエダニでも、大量発生ならプロの手を借りた方がよいでしょう。大事なペットや子供を守るためにも、ダニの駆除は安全に注意したプロの駆除方法がおすすめです。安全な駆除は是非プロにお任せください!

まとめ

今回は、「ダニの生態とその予防と駆除」について紹介させていただきました。

ペットに寄生するダニは大きく分けて3種類存在するということがわかりました。犬の血液を求めて犬に寄生する「ヒゼンダニ」。毛穴に寄生する「ニキビダニ」。そして一番恐ろしい「マダニ」。これらのダニは、自分でも気づかないうちに寄生しているという点において対策が難しいということがわかりました。

ダニを予防するためには、1.薬を飲ませる 2.シャンプーをする 3.犬の場所を清潔に保つ 4.虫よけスプレーを使う方法などがありますので、できる範囲で取り組んでみてください。

いつもわたしたちのそばにいて元気と癒しをくれる、そんなペットの身を守ることは、飼い主さんの仕事です。これからダニ対策を考えてみてはいかがでしょうか。

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