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ぬいぐるみもダニの餌食に?正しく撃退して健康を確保しよう!

ぬいぐるみもダニの餌食に?正しく撃退して健康を確保しよう!

ぬいぐるみは生活に潤いを与えてくれます。老若男女問わず、大切にしているぬいぐるみが1つはあるという方も多いでしょう。触れる時間は人それぞれとはいえ、大切にしているぬいぐるみが自宅にあるという方は、まったく触らないということはないかと思います。

そんな大切なぬいぐるみですが、適切な対策をとっておかないと、ダニの巣窟になってしまうおそれがありますので、注意が必要です。本コラムでは、ぬいぐるみからダニを退治する方法を紹介します。大切なぬいぐるみをお守りするための力になれれば幸いです。

ぬいぐるみにもダニは潜んでいる

ダニは人間に害をもたらす存在です。特に子どもに対する悪影響は甚大なものがあります。そんなダニは布製品に多く潜んでいます。布製品であるぬいぐるみも標的になってしまうため、注意が必要です。まずはぬいぐるみにダニが潜む原因と、その脅威について紹介します。

ぬいぐるみにダニが潜んでいる原因は?

ダニが布製品を好むからという大前提がありますが、ぬいぐるみならではの原因もいくつか存在します。まず最も大きな理由として考えられるものは、人が触れるからです。人が触れることによって、ぬいぐるみには手の汚れや皮脂が付着します。ダニはそんな汚れや皮脂も好むため、人の触れることが多いぬいぐるみは、ダニの標的になってしまうのです。

さらに、小さな子どもがいる家庭では、食べかすがぬいぐるみに付いてしまう機会が多いでしょう。そういった食べかすも、ダニを寄せ付ける大きな要因となってしまいます。ぬいぐるみは私たちにとってとても身近な存在です。触れる機会も多いでしょう。だからこそダニに狙われてしまう危険性が高くなるため、日頃から扱いには注意しなければなりません。

子どもにとってダニは大敵!

ダニは人の身体に悪影響をもたらします。なぜならアレルギーの原因となる害虫だからです。ぬいぐるみが大好きな子どもは気を付けなければなりません。なぜなら、小児喘息の原因の九割がダニだといわれているからです。周りにいる大人が守ってあげましょう。

ぬいぐるみにダニが潜んでいる場合、遊んでいる子どもが「かゆい」と訴えてくることが多いので、そうしたら要注意です。大人がすぐに正しい対策をとる必要があります。

ぬいぐるみを洗ってダニ退治をしよう!

ぬいぐるみもダニの餌食に?正しく撃退して健康を確保しよう!

ダニは目で見ることができません。ぬいぐるみにダニが潜んでいる合図としては、痒みをひとつの判断基準にしてください。なぜなら、ダニに刺されれば赤い斑点が肌に現れ、強い痒みが発生するからです。痒みを感じたら、迅速に正しい対策をとりましょう。ぬいぐるみに潜むダニの基本的な撃退方法は、まず洗ってきれいにすることです。

ぬいぐるみの基本的な洗濯方法

まずは、洗濯してはいけないぬいぐるみもあるため、そうでないかを確認しましょう。基本的にぬいぐるみのなかで、『革や人工皮革を使っているもの』や『パーツが接着剤で付けられているもの』、『ビーズ・パイプ以外の素材を使っているもの』、『電子部品が使用されているもの』は、自分で洗濯しないほうがよいとされています。注意してください。

さらに、洗えるか洗えないかの判断基準として、必ず洗濯表示を確認してください。基本的に洗濯表示はタグに記載されています。しかし、なかにはまったく書いていないものもあるので、その場合はそのぬいぐるみを製造しているメーカーに問い合わせてください。ネットで検索すれば情報がでてくるかもしれませんが、メーカーに確認することが最も正確です。

万が一、洗えないぬいぐるみかもしれないと判断した場合は、一度クリーニング業者に相談してみるのもよいでしょう。洗濯のプロであれば、効果的な処置を施せる可能性があるからです。洗えるか洗えないか迷ってしまったときでも、相談して教えてもらうと安心です。

洗濯可能なぬいぐるみであれば、まず色落ちしないかどうか確認してください。いらない白いタオルなどにおしゃれ着用の中性洗剤を少量付けて、ぬいぐるみの目立たない部分を軽く叩いてみます。タオルに色が付いていなければ、問題ありません。もしタオルに色が移っていた場合は、自力で洗濯せずにクリーニング業者に相談しましょう。

洗いたいぬいぐるみに色落ちなどの不安要素がなければ、次は外せる装飾品を外してください。そして、軽くブラッシングをしてホコリなどをとったら、いよいよ洗濯に移ります。

・手洗いで洗濯する手順
まずはぬいぐるみが完全に入るサイズの容器(バケツなど)に、38℃くらいのぬるま湯を溜め、そこにおしゃれ着用の中性洗剤を混ぜましょう。さらに、もう1つ、ぬいぐるみの入るサイズの容器を準備して、そちらには水だけ入れます。

準備が整ったら、洗剤が入っているほうの容器のなかで、ぬいぐるみを優しく押し洗いしてください。目立つ汚れは軽く擦って落としましょう。たとえすぐに汚れが落ちなくてもあきらめないで作業を続けることが、ぬいぐるみを傷めずにキレイにするポイントです。

ぬいぐるみの汚れが十分に取れたら、軽く絞ったあとでもう一方の水だけの容器に入れ、押し洗いをしてぬいぐるみに付いた洗剤を落とします。このすすぎの作業は、何度か水をキレイなものに入れ替えて、繰り返しおこなってください。すすぎが終わったら、柔軟剤を混ぜた水を用意し、30分ほど浸けておくと、ぬいぐるみをふわふわに仕上げることができます。

そして最後に脱水すれば、洗濯は終わりになります。まずは容器から出したぬいぐるみをタオルで包んで水気をとりましょう。次に、タオルに包んだままできるだけサイズの合った洗濯ネットに入れ、洗濯機で約10秒間脱水します。脱水は手動で停止させましょう。

・洗濯機で洗う手順
洗濯ネットにぬいぐるみを入れたら、おしゃれ着用の中性洗剤と柔軟剤を使い、手洗い(ドライ)コースで洗いからすすぎまでおこなってください。すすぎが終わったら次は脱水です。手洗いのときと同様に、ぬいぐるみをタオルで包んで洗濯ネットに入れ直してからおこないましょう。停止も手洗いのときと同じく、手動でおこなってください。

重要なのは乾かし方!

洗うだけでなくどうやって乾かすかによっても、ぬいぐるみからダニを効果的に撃退できます。その方法は主に2つ。『黒色のビニール袋に入れての天日干し』と『布団乾燥機を使って乾かす』です。ダニは60℃以上の熱を与えればすぐに駆除できるので、それを利用する方法になります。

・黒色のビニールに入れて天日干し
黒色は熱の吸収率が高い色です。その特性によって、日光に当てておけば袋内部はかなり暑くなります。その暑さによって、ダニを効果的に退治できるのです。

・布団乾燥機を使って乾かす
布団乾燥機には、そもそもダニ駆除に特化した機能が搭載されているタイプが多いです。その機能を備えたものなら、まずはその機能に設定し、布団でぬいぐるみを覆って普段どおりに乾燥機を動かしましょう。洗濯だけよりも大幅に駆除率があがります。

ただし、熱に弱い部品を使っているぬいぐるみの場合は、熱い送風が直接当たらないように布団乾燥機用の袋に入れるなどして対策しましょう。

ダニを退治するそのほかの方法

洗濯してキレイにすることや、ダニの性質を利用した乾かし方をすることが、特にお金がかからずに誰でもおこなうことが可能な方法です。ですが、上記で紹介したもの以外にも、ダニを退治できる方法はあります。それぞれの方法のメリットやデメリットも併せていくつか紹介します。

クリーニング業者を頼る

洗濯のプロであれば、自分で洗う以上に洗濯でダニを退治してくれます。さらに、ぬいぐるみのなかには自分で洗ってもいいのか判断が難しいものや、洗わないほうがいいタイプもあります。しかしクリーニング業者であれば、そういったぬいぐるみでも、上手くキレイにしてくれることでしょう。費用はかかりますが、1つの効果的な方法です。

ダニ対策のスプレーなどを使う

ダニの駆除に効果的なスプレーなどが市販されています。購入するとなれば当然お金はかかってしまいますが、各メーカーが幾度となく実験と改良を繰り返したうえで自信を持って世に出しているものなので、その性能は極めて高いです。大切なぬいぐるみをたくさん所有しているという人は、洗う手間などを考えると、持っておいて損はないでしょう。

ぬいぐるみ以外にもダニがいる場所

ぬいぐるみもダニの餌食に?正しく撃退して健康を確保しよう!

ぬいぐるみにダニが潜んでいる環境であれば、ほかの布製品もダニが潜伏している危険性が高いです。どのような環境をダニが好むのか知ったうえで、家のなかのどこがそれに当てはまるのか考え、身を守るためにも正しい処置を施しましょう。

ダニが好む環境

ダニは温度が20℃から30℃、湿度が60%以上の環境を好むとされています。地域別に見ると多少のズレがでる場合もありますが、日本の気候だと主に6月から9月の高温多湿な時期がダニにとって最適な時期といえるでしょう。

しかし冬場であっても、暖房をかけることで結露が生じるため、室温と湿度がダニにとって好都合な環境になってしまうおそれがあります。

そのため、家のなかでそういった環境になりやすい場所には、ダニが潜んでいると考えられます。特に風通しが悪い空間にある布製品には注意しなければなりません。

こんなところにダニが潜んでいる!

家のなかだと、特にダニが多くなる場所は、布団やマットレスなどの寝具類です。ほかにカーペットや布製のソファー、カーテンやクッションにも気を付けなければなりません。さらにエアコンのフィルターや観葉植物といったものも、ダニの潜伏場所になるので注意しましょう。

身に付けているものでは、風通しの悪いバッグのなかもダニの巣窟になるおそれがありますし、衣類も当然ダニに狙われています。

ダニを本格的に駆除するならプロに任せよう!

考えたくないことですが、ダニのいない場所のほうが稀なくらい、あちこちに潜んでいます。ぬいぐるみを含めた布製品をこまめに洗濯したり、市販されているダニ退治のスプレーを駆使したりしても、自力での徹底的な駆除はほぼ不可能です。

そのため、せっかく大切なぬいぐるみを丹念にキレイにし、ダニを退治したとしても、ぬいぐるみを置く場所にダニがいれば、またすぐぬいぐるみにダニが潜んでしまいます。ぬいぐるみを守るためには、別の場所に潜伏しているダニも退治しなければなりません。

ダニの本格的な駆除は、業者に依頼しましょう。プロのスタッフに頼り、部屋中のダニを駆除することで、ようやくぬいぐるみの安全は保たれるといえるからです。

まとめ

大切なぬいぐるみをダニから守るためには、日頃から清潔にしておきましょう。洗濯や天日干し、布団乾燥機やダニ対策スプレーを駆使することで、ダニの脅威を防げます。しかしダニが潜んでいるのは、ぬいぐるみだけではありません。ぬいぐるみにダニがいれば、ほかの場所にもダニが潜伏していることはまず間違いないです。

ダニがほかの場所にいるということは、たとえまだぬいぐるみにダニが付着していないとしても、ぬいぐるみにダニが付くおそれは常にあるということです。そのためにも、プロに依頼して本格的にダニを駆除してもらいましょう。ぬいぐるみだけでなく、空間そのものからダニを駆除することで、初めてぬいぐるみはダニから守られるのです。

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