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ベッドのマットレスはダニの住処!寝室の駆除・予防をして快適な睡眠を

ベッドのマットレスはダニの住処!寝室の駆除・予防をして快適な睡眠を

 

寝室やベッドは睡眠という1日の疲れを癒す大事な場所ですよね。そんな大事な寝室に巣食う魔物、それが「ダニ」です。

 

「寝ているときに体がかゆくなる」「寝て起きたら体に赤く何かに刺された箇所がある」といった場合、もしかするとダニが原因かもしれません。ダニにかまれると強いかゆみを感じる以外に、感染症の原因となることもあります。これは無視できない害虫でしょう。

 

ダニにとって寝室にあるベッドやマットレスは絶好の住処。私たちの癒しの場所をダニに乗っ取られることを防ぐために、定期的にダニの駆除をしましょう。

 

今回は、ベッドやマットレスに住み着いた害虫の駆除方法から予防方法までをお伝えします。ベッドやマットレスをダニなどの害虫から守り、気持ちよく睡眠をとれる環境を作りましょう。

 

 

 

目次

 

ベッドのマットレスはダニなどの害虫がいっぱいいる…

ベッドやマットレスにはダニ以外にもさまざまな害虫が住み着いています。まずはどのような害虫が住み着いているのかを見ていきましょう。

 

 

マットレスに集まる害虫たち

マットレスなどの寝具には、以下のような害虫が住み着いています。

 

 

● ダニ

ダニは目視することが難しいほど小さい害虫です。しかしかまれると強いかゆみがあらわれたり、感染症を引き起こすことがあるといわれていますので注意が必要でしょう。

 

● ノミ

ジャンプ力がすごいことで有名なノミ。犬、猫といった動物の血液が大好物のため、部屋の中で犬や猫などのペットを飼っている場合はノミが住み着き繁殖しやすい場所です。かまれると強いかゆみや炎症を起こします。

 

● トコジラミ(南京虫)

トコジラミは、もともと海外に生息していた害虫ですが、海外旅行中の日本人の持ち物に付着して国内に持ち帰ってしまうケースが多く、日本国内でもよく見かける害虫です。噛まれると強いかゆみがあらわれるとともに、触れた際にカメムシのような強い異臭を放つ厄介な害虫です。日中はベッドの隙間やくぼみに入り込み、ひっそりと夜になるのを待っています。夜になると活動をはじめます。

 

 

「かまれると強いかゆみを感じる」という点は、上記3つの害虫で共通しています。

 

 

ベッドでの害虫被害が集中する理由

なぜベッドでは害虫による被害が多いのでしょうか。ベッドは人間の皮脂や髪の毛、ホコリがたまりやすい場所ですが、害虫はそういったものを餌にして生きています。さらに、寝ている人間からは絶好の餌である人間の血も吸うことができるため、害虫が生活する上でとても都合がよいのです。

 

また、ベッドの気温・湿度はダニなどの害虫が好む「気温が20~30℃、湿度が60~80%であること」に該当することも原因です。ベッドやマットレスは頻繁に洗うことができないため、害虫が繁殖しやすい条件が整っている場所なのです。

 

 

ダニ退治に最適な駆除方法とは?

ダニ退治に最適な駆除方法とは?

 

ダニが多く住み着くベッドやマットレスですが、かまれると強いかゆみを感じることから、一刻も早く駆除したいものです。駆除するためにはダニの弱点である「熱」を用いることが多いです。ダニは「湿度50%以下、熱60度以上」の環境に弱いといわれています。具体的にどのような方法で駆除するのか、みていきましょう。

 

 

【その1】洗えるものは乾燥機へ

手っ取り早くダニを駆除できるものとして「布団乾燥機」を使う方法が挙げられます。布団乾燥機による高温で、ダニを駆除することができます。一般家庭にある衣類用乾燥機は布団が入るほど大きくないことが多いため、コインランドリーにある大型乾燥機で乾燥させるとよいでしょう。もしコインランドリーの乾燥機で布団が傷むことが気になる場合は、クリーニングに依頼するという方法もあります。

 

 

【その2】洗えない大型のものはアイロンのスチームを使用する

分厚いマットレスなど布団乾燥機に入れることが困難なものの場合は、アイロンのスチーム機能を使いましょう。アイロンから出るスチームは約100℃と高温なため、熱に弱いダニを殺すことができます。さらにコストも電気代のみに抑えられるため、経済的といえます。

 

アイロンのスチームを使う際の注意点として、直接アイロンをかけることによる跡が残らないようにするために、タオルをあて布として使いましょう。まず目立たないところにあて布をした状態でアイロンをかけてみて、跡が残らないことが確認できれば、全体的にアイロンをかけましょう。

 

アイロンをかける際、室内を暗くしてダニが行動的になる環境でおこなうと、さらに効果があります。

 

 

【その3】熱が使えないものは駆除グッズを利用する

スチーム付きのアイロンを持っていない場合は、市販で売られているダニ駆除グッズを使いましょう。ハーブ系の駆除スプレーやダニ捕りマットなどが売られています。寝室で使用しやすいものが多くありますので、それらを活用しましょう。

 

 

【その4】掃除機でアレルゲンを徹底除去

上記の方法でダニを駆除することはできますが、ダニの死骸や抜け殻、糞などがまだ残っている状態です。それらがアレルゲンとなりアレルギーが発生する可能性があります。そのため、駆除をおこなったら掃除機をかけて、死骸や抜け殻などを除去しましょう。注意点としては、生きているダニは掃除機で吸い取ることができないため、必ず「生きているダニを駆除する」→「掃除機でダニの死骸や抜け殻、糞を吸い取る」という順番でおこなうことです。

 

 

 

ダニ被害にあわないためにできる予防術

ダニ被害にあわないためにできる予防術

 

ダニを駆除する方法はお伝えしましたが、ダニがベッドやマットレスに住み着くことや繁殖することを予防することで、駆除する手間も少なくなります。ダニの付着や繁殖を予防し、常にダニがいない状態を目指しましょう。

 

 

【ベッドの場合の予防策】

まずベッドについては、湿気をため込まない工夫をしましょう。ベッドの上側についてはベッドパッドなどをマットレスに取り付ける方法があります。ベッドパッドが人の寝汗を吸い込んでくれるため、直接マットレスに染み込むことを防ぐことができます。その場合でも1週間に1度はペットパッドを持ち上げて、ベッドパッド自体の湿気を取り除きましょう。

 

また、ベッドの形状によってはマットレスの下部に空間がないものがあります。その場合は定期的にマットレスの上下をひっくり返して使ったり、丈夫なすのこをマットレスの下に敷いたりすることでマットレスの換気をおこなえます。

 

ベッドやマットレスには湿気がたまりやすいため、定期的に換気をしましょう。

 

 

【敷布団の場合の予防策】

ベッドではなく敷布団を利用している場合は、敷布団カバーをつけることで寝汗をカバーが受け取ってくれます。定期的にカバーを洗って干すことで、カバーにしみこんだ湿気や汗も取り除くことができます。

 

また、敷布団の下にすのこを敷いて敷布団と床の間に空間を作ることで、湿気をためずにダニを予防することができます。敷布団を畳やカーペットの上に敷いている場合、畳やカーペットにも湿気がたまりやすくなりますので、すのこを使う方法は特に効果的でしょう。

 

すのこの上に敷布団を敷くと寝心地が悪いので使いたくないということでしたら、寝ていないときはマメに敷布団を干したり、すのこの上に置いて少しでも湿気を逃がすようにしましょう。

 

 

寝る場所を変えてみる

ベッドや布団がある寝室は人が寝る場所であるため湿度や気温がどうしても高くなりがち、害虫が集まりやすい空間といえます。そのため、寝る場所を寝室からリビングや別の部屋に変えてみるというのも、手段のひとつです。

 

 

定期的な清掃・換気をして、住みにくい環境にする

寝室はベッドや布団から発生するホコリや、人が寝たときに落ちる髪の毛や皮膚、皮脂がたまりやすい場所です。そういったホコリや髪の毛、皮膚、皮脂は害虫のエサとなりますので、そのまま放置しておくと害虫がどんどん繁殖していきます。定期的に清掃をおこなってきれいな状態を保つことで、害虫の繁殖を防ぐことができます。

 

特に、髪の毛や皮膚、皮脂がたまりやすい枕元や、見逃しがちな足元、ホコリがたまりやすいベッド下などは重点的に清掃をしましょう。

 

 

ベッド・布団を変えてみる

今は通気性がのよいベッドや布団も売られています。湿気をため込みづらくするために、そのような商品に交換することも効果的です。その場合でもベッドや布団にカバーをつけたり、定期的に寝室の換気や掃除をすることで、害虫の繁殖しづらい環境にすることができます。

 

また、ベッドや布団を交換することが難しい場合は、防ダニ効果があるマットやカバーを付けることで効果があるといわれています。

 

 

まとめ

 

● ベッドやマットレスの害虫駆除には「高温」と「乾燥」を用いる

● 具体的にはコインランドリーの乾燥機やアイロンのスチーム機能を使用する

● 害虫を繁殖させないためには「換気」と「清掃」が鍵となる

● ベッドパットやすのこを利用すると効果的に対処することが可能

 

寝室は私たちにとって睡眠をとるための大切な場所。気持ちよく睡眠をとるために、いち早く寝室に住み着いた害虫の駆除と予防をしましょう。